カルセドニー(玉髄/ぎょくずい)Chalcedony
石の詳細
色 白色、灰色、青色、淡褐色、暗褐色、黒色
モース硬度 7
比重 2.61
条痕色 白色か灰色
劈開 なし
多色性 なし
光沢 ガラス光沢
石の特色、別名、フォールスネームなど
主な物質は二酸化ケイ素(シリカ)
石英のなかで微細な石英があつまった塊を玉髄という
色の出方や縞模様によってさまざまな名称で呼ばれる
カルセドニーの仲間一覧
カルセドニー(玉髄)には、以下のような種類がある
火打ち石として使用されていたこともある
青いカルセドニーは古代ローマでレウカカテースと呼ばれ、月の女神に捧げられた
石の名前の由来
古代ギリシャの町の名前カルセドン(Chalkedon)が由来ではないかとされている
パワーストーンとしての石の効果
心地よい愛のある人間関係と魔除け効果
先見の明、冒険心、良縁
緊張感やプレッシャーを和らげ本来の力がだせる
集中力と判断力を高める
思いやりの心を豊かにすることで人間関係を円滑にとりもつ
相手を理解する気持ち、聞く能力、包容力がつき、人の癒しとなる
人間性を高める
粘り強さと自信、新しいことに取り組む勇気を与えてくれる
妊娠中、育児中には母性を高め、不安やイライラを和らげる
ヨーロッパでは悪霊や幻覚を追い払い、悲しみを消すとされた
公の場での評判を上昇させて訴訟に勝たせる効果があるとされた
船乗りたちは溺死の予防、嵐や不吉な事件を避けるために身に着けた
キリスト教的な愛と思いやりの象徴とされた
色によって意味付けが変化する
グレーカルセドニー
落ち着きと調和、コミュニケーションの円滑化
ラベンダーカルセドニー
優しさとおおらかさ
ホワイトカルセドニー
純粋な気持ちで取り組む
グリーンカルセドニー
円滑なコミュニケーション
ピンクカルセドニー
幸福感を高める
ブルーカルセドニー
緊張を和らげ集中力を増す
人間関係の煩わしさから解放され、どんなときでもやさしく接することができ、本質を見極められるように人間性を向上させる
新しい環境での精神的な不安や困難を和らげ楽にさせ、周りと馴染めるようになる
シーブルーカルセドニー
心の安定、チームワーク向上
マルボドゥス著「石について」における、玉髄についての記述
「石について」とは、薬学的効果を述べているのも特徴とされる11世紀末にフランス・レンヌの司教だったマルボドゥスが記した詩
玉髄について
穴をあけて、指につけたり、首にかけたりする者や、それを携える者は、訴訟に勝つという。
石について: 石に宿る神秘な力 Kindle版 マルボドゥス (著), 髙橋邦彦 (翻訳)より引用
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