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アベンチュリン(砂金石・砂金水晶/さきんせき・さきんすいしょう)Aventurine

photo by Simon Eugster
石の詳細
色 緑色、金褐色、虹色
モース硬度 7
比重 2.65
条痕色 白色
劈開 なし
多色性 なし
光沢 ガラス光沢
石の特色、別名、フォールスネームなど
カルセドニー(玉髄)の仲間であり、二酸化ケイ素が主体の石
本来、ヘマタイト(赤鉄鉱)やゲーテサイトが石英に混じって、赤色の石の中でキラキラと輝くアベンチュレッセンスを示す石につけられた名前
アベンチュレッセンスとは、透明または半透明な石の中に雲母などの鉱物が混じって、キラキラと輝く効果をさす。ラメのような点在的な輝きをもつ効果
一般的な色は緑色
ガラス細工をしている最中にあやまって銅片を落としてしまったが、出来上がったガラスが思いもよらず美しいきらめきをもったもの(アベンチュリングラス)ができた偶然をアベンチュレッセンスと呼んだ。
インド産のグリーンアベンチュリンが一般的で色が似ていることからインド翡翠とも呼ばれるが翡翠の仲間ではない
石の名前の由来
偶然の発見を表す、イタリア語 a ventura から
パワーストーンとしての石の効果
真実を見極める目をもつ。家族の人間関係を豊かにする
高次元な視点から物事を理解する力
自律神経を整え心身の疲労回復
繁栄、子宝、円満
問題を円滑に解決するための糸口を導く
正しい判断力、集中力、記憶力を高める
家庭内の人間関係を豊かに平和にする
家族に明るさと繁栄をもたらす
チベットでは洞察力を高め真理を見抜く石とされた
ストレスを癒やす効果が高いことからリラックスの石とされる
独立心を強める
先見の明を高め、指導力を発揮できるようになる
心肺機能の強化、自律神経失調症に効果
石英の仲間の宝石たち
玉髄の仲間
石英が作った緻密な塊:玉髄(カルセドニー)
玉髄の中で縞模様のもの:瑪瑙(アゲート)
玉髄の瑪瑙の中で平行な縞模様をもつもの:縞瑪瑙(オニキス)
玉髄の中で平行な縞模様のある紅いもの:紅縞瑪瑙(サードニクス)
玉髄の中で縞模様の無い紅いもの:赤玉髄(カーネリアン)
玉髄の中で濃緑色のもの:クリソプレーズ
玉髄の中で不透明なもの:碧玉(ジャスパー)
水晶の中で半透明・不透明なもので鉱物を含みキラキラするもの:砂金石(アベンチュリン)
色で区別される水晶の仲間
水晶
水晶の中で紫色のもの:紫水晶(アメジスト)
水晶の中で黄色のもの:黄水晶(シトリン)
水晶の中でピンク色のもの:紅水晶(ローズクォーツ)
水晶の中で煙色・褐色のもの:煙水晶(スモーキークォーツ)
水晶の中でルチルなど針状鉱物が含まれるもの:針入り水晶(ルチルクォーツ)
鉱物に石英が染み込んだもの
銅を含む鉱物に石英が染み込んだもの:珪孔雀石(クリソコーラ・ジェムシリカ)
角閃石鉱物に石英が染み込んだもの:虎目石(タイガーズアイ)
採取される場所で区別される
アメリカ合衆国ニューヨーク州ハーキマー地方でのみ採取される両錐(両剣)水晶:ハーキマーダイヤモンド
https://www.zakkaowl.com/stone/harkimer-diamond