アクアマリン(藍玉/あいだま・らんぎょく)Aquamarine
石の詳細
色 明青色、青色、青緑色
モース硬度 7.5~8
比重 2.67~2.71
条痕色 白色
劈開 不明瞭
多色性 顕著な二色性 ほとんど無色、明青色
光沢 ガラス光沢
石の特色、別名、フォールスネームなど
ロシアの女帝エカテリーナ二世に愛された
ベリル(緑柱石)の変種、エメラルドの色違い。かつては違う石とされていたが18世紀にベリリウムという元素が発見されて同じ組成の石だと判明した。ベリルの石は他に、黄色のヘリオドール(ゴールデンベリル)、ピンク色のモルガナイト、赤色のレッドベリル、無色のゴッシェナイトがある
鉄分を微量含むことで青色がでる。鉄の代わりに、クロムが入るとエメラルドになる
水宝玉とも呼ばれる
人魚の涙、海の精の宝物と信じられており、また豊漁をもたらす石として船乗りたちがお守りに持っていた
産出されるときはほとんど緑がかっているため、市場に出回っているもののほとんどは、海青色にするため300度から400度の加熱処理が施されている
合成アクアマリンは製造可能だが採算が取れない。市場で売られている合成アクアマリンはアクアマリン色の合成スピネルらしい
超音波洗浄は避けること
以前は、ブラジルのサンタマリア鉱山から産出した最高級品は「サンタマリア」という商品名がつけられたが現在は枯渇。
アフリカで産出され、濃い鮮やかなブルーを持つものを「サンタマリア・アフリカーナ」という商品名で呼ばれることがある
3月の誕生石
主な緑柱石の鉱石・宝石
ベリルの変種は他にアクアマリン、エメラルド、ヘリオドールなど
石の名前の由来
名前の由来は海の水を意味するラテン語から
パワーストーンとしての石の効果
浄化と心の奥から湧き上がる安堵
冷静さと集中力を高め、仕事や勉強の目標達成の手助けになる
海を眺めたときに得られるような心の落ち着き
ストレスや悩みを払い活力をもたらし美しさを保つ
海のイメージから無限の生命力の源であり、強い浄化作用をもつとされる
不安の解消、混乱を鎮める
目、のど、リンパの不調を癒やす
結婚、子宝の守護石
心のマイナスを浄化
身の安全と健康を護る
老化の抑止
自由の象徴であり自由な発想と柔軟な心を育む
リラックス、ほぐし、リセット