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モルガナイト(モルガン石/もるがんいし)Morganite

photo by Parent Géry
石の詳細
色 ピンク色、淡赤紫色
モース硬度 7.5~8
比重 2.80
条痕色 白色
劈開 不明瞭
多色性 顕著な二色性 濃ピンク色、青ピンク色
光沢 ガラス光沢
石の特色、別名、フォールスネームなど
ベリル(緑柱石)の変種で、ピンク色から淡赤紫色のものをモルガナイトという
ピンクベリル、ローズベリル、ボロビエパイトの別名がある
黄色味、オレンジ色を帯びた石を熱処理をすることでピンク色にすることができる
主な緑柱石の鉱石・宝石
ベリルの変種は他にアクアマリン、エメラルド、ヘリオドールなど
石の名前の由来
ティファニーのチーフ宝石鑑定家ジョージ・フレデリック・クンツが、宝石コレクターとしても有名なモルガン財閥の創始者ジョン・モルガンにちなみつけた
パワーストーンとしての石の効果
無償の愛、慈悲の心、女性性や魅力の向上
無償の愛を育てる
高次の愛を芽生えさせ慈悲の心を育む
女性性を高める
女性の優しさ、思いやりを身につけさせてくれる
古風で奥ゆかしい女性になれる
精神的な安定
愛の本質を教える
女性ホルモンの活性化
呼吸器、肺、心臓を強化
ストレス性の症状を回復
女性的な魅力を高める
パワーストーンとしての石の効果(ベリルとして)
後ろ向きな思考や感情を排除
前に進む勇気と強い意思を授け、高い行動力を身につけさせる
直感力、洞察力を高める
信頼性、カリスマ性を高める
リーダーシップ、先駆者、富と名誉
陰陽のバランスをとる
素晴らしい未来を呼び込む
訴訟や線状で敵から身を守る
泥棒を見破る
知性を高め怠惰を払う
状況に流されない
結婚した男女の結びつきを強化する
疲労を癒し、活力を与え、状況を正しく把握する優れた観察眼を与える
自信を与え最後までやり遂げる意志の強さを与える
ローマ最高神ユピテルの石とされた
ゴールデンベリル
人生に希望を見出す。ポジティブさ。心身の疲れをとる。器の大きな人になる
レッドベリル
精神的な成長を促す、身の回りの環境の浄化
グリーンベリル
客観的な物事の判断
マルボドゥス著「石について」における、ベリルについての記述
「石について」とは、薬学的効果を述べているのも特徴とされる11世紀末にフランス・レンヌの司教だったマルボドゥスが記した詩
ベリルについて
夫婦の愛情を育むといい、身に着けると、威厳が増すといい、右手できつく握ると、手が焼け付くという。石を入れた水は、弱った目を治し、その水を飲むと、げっぷや喘息も抑える。それに、肝臓の痛みもすべて癒えるという。
石について: 石に宿る神秘な力 Kindle版 マルボドゥス (著), 髙橋邦彦 (翻訳)より引用
この本についての詳細はこちら
https://www.zakkaowl.com/jewelry/book-of-powerstone