レッドベリル(緑柱石の変種/りょくちゅうせき)Red beryl
石の詳細
色 赤色
モース硬度 7.5~8
比重 2.63~2.72
条痕色 白色
劈開 不明瞭
多色性 顕著な二色性 濃ピンク色、青ピンク色
光沢 ガラス光沢
石の特色、別名、フォールスネームなど
ベリル(緑柱石)の変種で、赤色のものをレッドベリルという
ビクスバイト(Bixbite)、レッドエメラルド、スカーレットエメラルドの別名がある
赤い緑柱石は非常にまれで、大きな結晶も見つかりにくいことから商業的に採掘が継続できずほとんど出回らないが、合成が可能なため大きな結晶は天然ではない可能性が高い
主な緑柱石の鉱石・宝石
ベリルの変種は他にアクアマリン、エメラルド、ヘリオドールなど
石の名前の由来
アメリカの鉱物学者、コレクターの Maynard Bixby にちなんでビクスバイト(Bixbite)と名付けられたが、似た名前の鉱石があり混同を避けるためレッドベリルと名付けられた
パワーストーンとしての石の効果(ベリルとして)
富、名誉、目的達成のための直感力洞察力などの能力向上、負のエネルギーの排除
後ろ向きな思考や感情を排除
前に進む勇気と強い意思を授け、高い行動力を身につけさせる
直感力、洞察力を高める
信頼性、カリスマ性を高める
リーダーシップ、先駆者、富と名誉
陰陽のバランスをとる
素晴らしい未来を呼び込む
訴訟や線状で敵から身を守る
泥棒を見破る
知性を高め怠惰を払う
状況に流されない
結婚した男女の結びつきを強化する
疲労を癒し、活力を与え、状況を正しく把握する優れた観察眼を与える
自信を与え最後までやり遂げる意志の強さを与える
ローマ最高神ユピテルの石とされた
ゴールデンベリル
人生に希望を見出す。ポジティブさ。心身の疲れをとる。器の大きな人になる
レッドベリル
精神的な成長を促す、身の回りの環境の浄化
グリーンベリル
客観的な物事の判断
マルボドゥス著「石について」における、ベリルについての記述
「石について」とは、薬学的効果を述べているのも特徴とされる11世紀末にフランス・レンヌの司教だったマルボドゥスが記した詩
ベリルについて
夫婦の愛情を育むといい、身に着けると、威厳が増すといい、右手できつく握ると、手が焼け付くという。石を入れた水は、弱った目を治し、その水を飲むと、げっぷや喘息も抑える。それに、肝臓の痛みもすべて癒えるという。
石について: 石に宿る神秘な力 Kindle版 マルボドゥス (著), 髙橋邦彦 (翻訳)より引用
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