ジルコン(風信子石/ヒヤシンスせき)Zircon・Hyacinth
石の詳細
色 無色、オレンジ色、黄褐色、褐色、赤褐色、赤色、黄色
モース硬度 7.5
比重 3.90~4.71
条痕色 白色
劈開 不完全
多色性 青色石 明瞭な二色性 他の色の石は弱い
光沢 油脂光沢から金剛光沢
石の特色、別名、フォールスネームなど
本来は無色透明だが、さまざまな不純物が含まれることでさまざまな色をもつ
熱処理を施された純度の高い無色のものは、ダイヤモンドのイミテーションとして使われたが、現在は人工ダイヤモンド合成技術がすすみ代用されることは少なくなった
白色、青色のものの多くは褐色色の石の熱処理によるもの
岩石中のジルコンは微量のウランを含み、これが岩石の年代測定に使われる。日本最古のジルコンは約38億年前のもので、地球最古のジルコンはオーストラリアで発見された44億年前のもの
身につけていると知恵や富が得られると信じられていた
旅人の安全も護るお守りにされていた
ジルコンの赤いものをジャシンス(Jacinth)と呼ぶ
黄色や赤やオレンジのものをヒヤシンス石(hyacinth)と呼ぶ
石の名前の由来
金色を意味するペルシャ語あるいは朱色を意味するアラビア語から
パワーストーンとしての石の効果
自尊心を高め、知恵、富をもたらす
財と名声と才知をもたらす
心を癒し悲しみを癒やす
自尊心を高める
体内の毒素を排出
目標達成のための環境を整える
マルボドゥス著「石について」における、ヒヤシンス石についての記述
「石について」とは、薬学的効果を述べているのも特徴とされる11世紀末にフランス・レンヌの司教だったマルボドゥスが記した詩
ヒアシンス石について
効力が強いとされ、悲しみを退け、いわれなき疑いも晴らす。(中略)首にかけたり、指にはめて、持ち歩けば、何処に行っても安全だし、悪疫が蔓延している土地でも、害をうけることはない。主人からもてなされ、誉れある身にふさわしい歓待を受けよう。正義を求めれば、拒まれることは全くない。
石について: 石に宿る神秘な力 Kindle版 マルボドゥス (著), 髙橋邦彦 (翻訳)より引用
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