アメジスト(紫水晶/むらさきすいしょう)Amethystの特徴・意味と効果

パワーストーン効果別索引
photo by nick ford

アメジスト・アメシスト(紫水晶/むらさきすいしょう)Amethyst

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石の詳細

色 紫色、青紫色、ふじ紫色

モース硬度 7

比重 2.65

条痕色 白色

劈開 なし

多色性 明瞭な二色性 紫色、灰紫色

光沢 ガラス光沢

石の特色、別名、フォールスネームなど

石英(水晶)の紫色の変種

2月の誕生石

ぶどう酒の色から、バッカスストーンの別名がある

水晶の中に鉄イオンが混入することで紫色になる

紫外線に当たると退色する

 

誠実さ、純粋さの象徴としてヨーロッパのキリスト教会では司教などの聖職者が指輪などで身につける司教の石とされ、男性の宗教的献身のシンボルとされた。

古代エジプト、ギリシャでは魔除けの石、眠気をはらう、知性を磨く、戦士が戦場で怪我から身を護ると信じられた

 

石の名前の由来

語源は、ギリシャ語のamethustos(酔っていない)・・・古代ギリシャでは酩酊予防効果が信じられていた

 

パワーストーンとしての石の効果

強い浄化と癒し、魔除けの力

強い癒しの力

精神性を高める

邪悪なものを遠ざける

恋愛成就、高貴、浄化

水晶のもつ浄化の力

霊的な次元を高める

リラックスさせ心身を癒し精神を高い次元へ成長させる

判断力、直感力の強化

感情のコントロールし心の安定を促す

愛の願いを叶える。慈悲の心をもつ

気を安定させて健康を促進させる

消極的な心を積極的に変える

恐れ、心配、不安、トラウマによるストレスを和らげる

人間関係を円満に導く

安眠をもたらす効果

腸を整え、頭痛を和らげる

 

雨を降らせる儀式に使われたことや、泥棒にあわないとされたことがある

頭痛、歯痛、痛風を和らげる

古代ローマ時代には、悪口やイナゴの害、魔力、毒、疫病を防ぐとされた

顔のシミを取り除くのに役立つ、つばをつけて患部にこすりつけると体の腫瘍を消すという記述も石の効果について書かれた書籍の中に見られる

 

マルボドゥス著「石について」における、アメシストについての記述

「石について」とは、薬学的効果を述べているのも特徴とされる11世紀末にフランス・レンヌの司教だったマルボドゥスが記した詩

アメシストについて

これは彫りやすく、酒酔いを防いでくれる。

石について: 石に宿る神秘な力 Kindle版 マルボドゥス (著),‎ 髙橋邦彦 (翻訳)より引用
この本についての詳細はこちら
https://www.zakkaowl.com/jewelry/book-of-powerstone

 

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参考:他のクォーツ(石英)宝石

水晶・・・石英が結晶したもの

ルチルクォーツ・・・内部に金鉱石という針状の鉱物を含んだもの

煙水晶・黒水晶・・・水晶にアルミニウムを含むもの

カルセドニー(玉髄)・・・石英の細かい粒が固まったもの

カーネリアン(紅玉髄)・・・カルセドニーの赤いもの

クリソプレーズ(緑玉髄)・・・カルセドニーの緑のもの

アゲート(瑪瑙)・・・石英、玉髄、蛋白石が縞模様に層をつくっているもの

ジャスパー(碧玉)・・・石英の結晶に酸化鉄などが混じった不透明なもの

ブラッドストーン(血石・血碧玉)・・・ジャスパーに血のような斑点がみられるもの

シトリン・トパーズ・・・アメジストを加熱すると黄色になり、シトリン・トパーズというフォールスネームで呼ばれる(トパーズではない)

アメトリン・・・一つの結晶に黄色と紫が入るもの(市場に出回る多くのものはアメシストの片側を熱処理されている)

グリーンアメジスト(プラシオライト)・・・シトリンのように加熱された際に、偶然グリーンになったことで生まれた