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アルマンディン(鉄礬柘榴石/てつばんざくろいし)Almandine

photo by Didier Descouens
石の詳細
色 赤色、暗赤色、帯紫赤色
モース硬度 7~7.5
比重 3.95~4.20
条痕色 白色
劈開 なし
多色性 なし
光沢 ガラス光沢
石の特色、別名、フォールスネームなど
柘榴石と呼ばれるガーネット鉱物の一種
アルマンダイト・ガーネット(almandite)と呼ばれることもある
鉄とアルミニウムを含む
針状のルチル(金紅石)やアンフィボール(角閃石)が中に入っていることがある
薄くスライスしたものが教会の窓にはめ込まれたり、紙やすりの研磨剤として使用された
ろうそくの光のもとでは美しい深赤色だが、蛍光灯のもとでは暗く、宝石の評価は高くない
怪我から身を守るお守りとして十字軍の兵士たちも身につけたとされている(ガーネットの中のアルマンディンおよびパイロープ)
石の名前の由来
ガイウス・プリニウス・セクンドゥス(古代ローマの博物学者、政治家、軍人)に、古代ギリシャ(現トルコ)の地名Alabanda(アラバンダ)にちなんでつけられた
パワーストーンとしての石の効果(ガーネットとして)
生命力強化。愛情と情熱。勇気と希望。
努力が実り正当に評価される
願いを叶え、世間の尊敬を得る
憂鬱を払拭し、情熱をよびさます
生命力、貞節、友愛、真実
貞節と変わらぬ忠実な愛を貫く力を授ける
暗闇から希望へとさす一条の導きの光
前向きの力を引き出す
困難や障害に立ち向かう力を与える
未来の予見する能力を高める
循環機能や血流を整え、生命力を高める
リウマチ、貧血に効果がある
精神の安定、ストレスの解消と軽減
出産の守り
勝利を招く
多産と豊穣の石
性的エネルギーの増加
タフな精神力・忍耐力を与える
恋愛成就・一途な不変の愛
兵士たちは負傷から身を守る力を信じてこれを所持した
落雷を避ける
アルマンディンガーネット固有の効果
世界各地で神聖な石とされ、再生と変化を促し、心と体両面にエネルギーを与え免疫力を強めて、大地とのつながりを深める
ガーネットの仲間一覧
ガーネットとは珪酸塩を主とする同じ鉱物の総称であり、含まれる別の物質により色などが変化する。以下の様な種類をもつ
宝石として使われるのは、アルマンディンとパイロープがほとんどで、まれにグロッシュラーが使われる